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20162/22

人生を自分の力でデザインするために、 知っておくべき「7つの秘訣」

私は両親と早くに離別し、小学生の頃から炊事や洗濯などの家事を全部一人でやって暮らした。当然、経済的には底辺で、食べ物も満足に手に入らなかった。そんな非常に抑圧された環境の中で、理不尽な形で厳しい暮らしを強いられたと感じ、ある意味、社会を敵とみなしながら生きてきた。
それがある日を境に、自分の人生は自分でデザインできると考えるようになった。自著『不安が力になる』より、その内容を紹介しよう。

01.
不満の種を探さない
結局自分が苦しむだけ

困窮し、抑圧された暮らしの中で社会に恨みを抱いていたぼくの考えが変わったのは高校生くらいになった時だった。
ふいに穏やかな気持ちに変わって、「社会とはそういうものだということを前提に、スタートしなければいけない」と気づいたのだ。自分では動かしようのない、不可抗力的な事柄や理不尽な出来事に対して、いくら不満を持っても仕方がない。
不満の種を探そうとすれば、それはこの社会には無数に落ちている。しかし、自分の内面での捉え方を変えていけば、見える日常風景は全く違う。それは、自分にとっての社会が変化したことと同じなのである。全てを自分自身の学びにつながる、成長のための糧として捉えた方が建設的だ。

02.
二十代、三十代、四十代と
指針を立てる

私は家に一人でいる時間が長かったので、父が残した数多くの書物を繰り返し読んでいた。読書をしているなかで気づいたことがある。それは、私と同じ人生を送る人は誰一人としていないということだ。だからこそ、その軌道は、自分でデザインしなければならない。
しかし、今の未熟な自分が、不確実な予想で、未来の成熟した自分の人生の軌道を制限するのは、未来の自分に対して失礼な行為だ。また世の中は不確定要素に満ちていて、そもそも計画通りなど行かない。だから計画を立てる時には、抽象度は高くすることを勧めたい。そうすれば夢にたどりつくための手段を自由に選択できるようになるし、今、この瞬間を真摯に生きていれば、自然と次に見えてくる。
私が二十代で立てた指針は、二十代のうちはとにかく世界各国で色々なものを吸収し、三十代はとにかく走って力をつけて、四十代から成果をあげるというものだった。

03.
群れから離れ、
アウェイに飛び込んでいく

19歳で私が留学しようと思ったのは、マイノリティになるためだった。メインストリームのなかにいると、周囲が自分をどう認識しているかによって自分のアイデンティティが自然に規定される。しかし、群れから離れ、アウェイに飛び込んでマイノリティになったとき、自分自身とは何かが問われ、初めて自分の本質と直面することになる。
海外に出ると、外国語を学ぶことにもなる。外国語を学ぶということは、それまで前提としていた概念を別の次元の持っていくことでもある。新しく知る言葉のなかには、母国語に翻訳してもそのニュアンスが100%伝わらない単語もある。翻訳しきれなかった部分にある、今まで考えたことのない概念を学べるのだ。
言語だけではない。世界各国に住んでみると、世界には色々な合理性があるとわかるし、自分の頭にある考え方のフレームを転換することができる。それは、自分が普段接しない人や出来事と接する機会を作ることでも達成できるだろう。自分の世界を意識的に拡張していくことが大切なのだ。

04.
自分が主体となって、
積極的に読書する

私は徹底的に本を読む。自分は読者という脇役だと捉えるのではなく、主人公だと考える。本を書いた著者は、自分に対して問題提起をしてくれる存在だと捉え、著者と自分が対話しているという感覚を持ちながら読む。
ゼミの学生にも、週2冊というペースで書評を書くことを課した。その際には、以下の三つの要素を必ず入れるように言っていた。
1.本の中で著者が一番伝えたかったメッセージを自分の言葉でしっかりまとめること。
2.著者のメッセージに対して自分の意見を明確にし、それを論理的な文章で表現すること。
3.仮に自分がその次の作品を書くとしたらどうするかということである。
書評を書くことは、書籍の内容を概念化して並べ替え、自分なりの構造を作っていくことにつながる。その過程で、思考力を増強していくことができるのだ。

05.
幸せの意味を定義しないと、
幸福にはなれない

どうすれば幸せになれるのか。そう悩む人は多いが、私はまず自分で幸せを定義することを勧めたい。世間と幸せだとされる事柄を満たすための手段ばかり考えている人とは、全く違う領域にたどり着くことができるはずだ。
デカルトは全てを偽りと考え、世界には天も地も、精神も肉体も存在しないと一切の存在を否定するところから、確実な知識を得ようとした。そこまで極端に考えることはないが、世の中を一度全て自分の思考で検証してみることは重要だ。

06.
次の瞬間、
死んでもいいように生きる

あるとき、私は自宅で立っていられないほどの目眩に襲われ、救急車で運ばれた。自分は終わってしまうかと思うほどだった。幸い回復することができ、平穏な日常に戻ることができたが、この経験から、私は命がいつ終わってもおかしくないということを改めて実感した。
人間というものは、ある意味ですごく強いが、同時に簡単に一線を超えてしまう脆い存在でもある。私は著作の中で「次の瞬間死んでもいいように生きる」と書いているが、実際に生命の危機を感じたことで、その実感は強くなった。

07.
挑戦した分だけ成長できると
思い込む

20代で挑戦を続けていたとき、私に成功するという確信があったわけではない。挑戦すれば成長するはずだという、勝手な思い込みだけがあった。しかし、それは青春において、ものすごく大切なことだと思う。
挑戦する瞬間、今まで生きてきた人生の時間とは全く違う、集中した時間を過ごすことができる。挑戦すること自体に意義があるのだ。その先にある、社会的な評価、成功したかどうかなどは二次的な問題でしかない。自分を信じて、挑戦に飛び込んだ時点で、自分への信頼は数倍に高まっている。それ自体が意味のあることだし、必ず自分の力になる。
人間は、自分の経験でつくられた道の先しか歩けない。だからこそ、自分の人生をデザインすることが必要なのだ。

TABI LABO

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